9月も半ば、2017年も残り3か月となりました。
10月に入れば、早いところでは
年末調整の準備に取り掛かる会社様もいらっしゃるかと思います。
今回は、年末調整で控除を受けるために、
従業員様自身が早めに準備しておくべき事柄についてご紹介します。
会社様から従業員様へアナウンスする際の参考になれば幸いです。
1.生命保険控除証明書
10月ごろには、保険会社から控除証明書が届き始める時期となります。
年末調整の書類を会社へ提出する際に添付する必要がありますので、
失くさぬように保管しておきましょう。
2.前職の源泉徴収票
入社時に前職の源泉徴収票の提出を求める会社もありますが、
年末調整時の勤め先に前職の源泉徴収票を提出しましょう。
年末調整することで、前職分のお給料も含めて計算され、
源泉された税金が戻ってくる場合もあります。
紛失した場合でも、前職へ連絡すれば源泉徴収票を発行してもらえますので、
必ず提出しましょう。
3.配偶者や扶養家族の所得額の確認
妊娠などの理由でお仕事を辞めて合計所得金額が38万円以下の場合、
配偶者控除や扶養控除を受けることができます。
職場へ扶養控除等異動申告書を提出する際に忘れぬよう、
早めに所得額がいくらになりそうなのか把握しておくと安心です。
一方、確定申告をすることで受けることができる控除もあります。
例えば、医療費が10万円を超える場合や、
ふるさと納税を行った場合、住宅ローン1年目の場合がこれにあたります。
税務署や当社の関連会社「税理士法人武内総合会計」でも
無料相談会を毎年開催しています。
もしご自身で行うことが難しい場合には、
このような相談会への参加も視野にいれてみてはいかがでしょうか。
参考:2017年2月1日~3月15日開催 確定申告無料相談会のお知らせ https://dontaku.jp/update2021/archives/1331
監修:税理士法人武内総合会計