マイナンバー制度の導入に便乗して個人情報を聞き出そうとする詐欺電話が全国で相次ぐ中、
現金を騙し取られた被害が生じ、消費者庁が注意喚起をしている。
消費者庁によると、現金を騙し取られたのは関東在住の70代の女性で、先ずは最初の電話で
公的な機関を名乗る人物から嘘のマイナンバーを教えられた。
その後、別の電話で「公的な機関に寄付をしたいのでマイナンバーを貸して欲しい」
と頼まれたそうだ。
女性が言われるままにマイナンバーを伝えたところ、後日さらに別の電話で
「マイナンバーを教えたことが犯罪にあたる」と脅されて、現金を支払ってしまったとのことである。
マイナンバー法が5日に施行され、福岡での通知開始は10月の下旬頃からになるようである。
新制度の導入により、新たな詐欺が横行しているが、少しでも被害が軽減できるよう、
弊社としてはクライアントやそのご家族等への情報公開を積極的に行っていきたい。