飲食店を開業させる際にオーナー様が得意とする業態で開業を志されると思います。
開業に向けて開業場所の物件探しに奔走され、不動産会社に何件も通い詰めて、やっと理想とする物件を探し
出し、開業に向けて希望に満ち溢れているでしょう。
新規開業に向けて、プレオープンセレモニーや近隣への広告やチラシ配布を行い一人でも多くの方にお店を
知って頂き、開業当時には予想を超えた来客数でたくさんの年齢層の方々にお店を知って頂いたと思います。
しかし日に日に来客数が減少し事業計画と比較すると大幅に乖離していると実感していらっしゃるオーナー様も
いらっしゃるのではないかと思料します。
一体、何が原因で上記のようなことになってしまったのでしょうか。
・提供するサービスの質が悪かったのか
・金額が高すぎるのか
・お客様の満足度を得られなかったのか
・お店の場所が分かりづらいのか
いろいろと原因が考えられますが、今回は開業場所の選定に注目していきます。
①開業場所は郊外か?市内か?
開業場所の選定で、郊外あるいは市内のどちらで開業するのかでまず考えると思います。
郊外と市内で開業した場合のメッリト・デメリットが下記の通りです。
《 郊外 》
◆メリット
・ファミリー層の獲得を期待できる
・市内から電車や車で30分の場所に位置し、車社会であり幅広い年齢層を集客できる
◆デメリット
・ファミリー層が外食する機会が少なく、リピーターとして来店するペースが鈍い
・駐車場の確保が必要
・店舗の建築費用が高くなる
《 市内 》
◆メリット
・平日はサラリーマンを、土日・祝日は地方からの旅行客や買い物客をターゲットにできる
・幅広い年齢層の目に留まる
◆デメリット
・競合他社が多く、競争が激化
・家賃が高い
②開業予定地の情報収集
次の言葉を覚えて頂ければと思います。
「家賃が高ければ飲食店の開業物件として魅力あるものなのか?」
◎売上高に対する家賃比率は適切でしょうか
売上高に対して家賃の支払いが5%以下であると『繁盛店』と言われます。
売上高に対して家賃支払いを10%以下で抑えていくことが必要となります。
予想売上高に対して家賃の支払いは適切かどうか一度確認してみるとよいでしょう。
◎予想売上高の計画は適切でしょうか
開業予定地の環境の特性や一人あたり外食に費やす金額を根拠として盛り込めているでしょうか。
昼と夜に一度、開業予定地の周辺を歩いてみると多くのことが分かります。
平日の昼はサラリーマンが多く歩いているが、土日・祝日の昼には全く人が歩いていない。
平日の夜は開業予定地の近隣でどこに飲食店があるのか、客層はどのような傾向にあるのか。
経済産業省が発表している統計も上手に活用すると、その地域の特性がさらに掴めると思います。
その地域に住む年齢層の構成、ファミリー層の比率、外食に費やす費用は一体いくらなのか。
統計と実際に歩いた情報を上手に活用し、その地域で食事をする方々の潜在的ニーズを汲み取り、メニュー開
発や広告宣伝やチラシ配布などを行っていくと上記のような予想売上高と現在の売上高の乖離が縮まるのでは
ないかと思います。
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